書く癒し

幼い頃に置き去りにしたままの「小さな私」を癒し、自らを育て直すための自己観察記録

【8/3】小さな私と今の私との対話記録

ー今日扱いたいことは何ですか?
母親が私に対して取った日常的な虐待に対する「被害者意識の苦しみ」です。

ー具体的にどんな場面が思い出されていますか?何か思い浮かんだことがあれば教えて下さい。
小学校の時、算数の計算の宿題がどうしてもできなくてすごく遅かった。
あの時、そろばんも習いたてで慣れていない。
その時に、母親が思いっきりそろばんが割れるほどに私の頭を何度も殴ったシーンが忘れられません。

ーそれはどんな感じがしましたか?
ほんの一瞬の出来事でした。
確か私と母親は部屋に二人だけでした。
殴られた時、私は何が起こったのか全くもって分かりませんでした。
なぜこの人は私を殴るのか。
そしてそれに抵抗できない私の無力感。
頭を殴られたことへの屈辱感。
殴られた時の私の身体の感覚としては
「私はぐずでのろまで、バカだ」
こんな強い否定的なメッセージを感じたのかもしれません。

ーでは、自分への無力感や屈辱感、強い自己否定ということですね。
はい、そうです。

ーではその屈辱感は体で言うとどこにありますか?
喉の奥にあります。
喉にとても長い棘が刺さっています。
とても鋭くて細い棘。

ー喉の大体どのあたりにありそうですか?
中央です。ど真ん中。
その棘は喉から心臓まで伸びて突き刺さったままです。
傷が疼いて痛みます。

ーその長い棘の色を教えてもらえますか?
真っ黒です。
まるで毒が塗られているようです。
毒が回ってしまって危険な状態。

ー触ってみた感触はどんな感じがしますか?
毒が塗られているので触ると危ない。
痺れて体がやられてしまうかもしれない。
今までその毒が回らないように緊張させていました。
悪意が塗られた毒。

ーその棘に表情があるとしたらどんな印象ですか?
とても鋭く怒りに満ちた目。
イライラした目。
憤怒した目。
蔑みの目。
鬼のような形相。
悪意に満ちた目。
母親が溜め込んでいたこんなエネルギーがそのままこの棘に込められていたように思います。

ーあなたはそのエネルギーをそのまま受け取ってしまったのですね?
はい、一瞬で終わった出来事でしたが、あの膨大なエネルギーをそのまま受け取るしかなかったのです。

ーでは、あの時のあなたの役割は何だったと思いますか?
私が受け止めるしかないと思っていました。
私が母親の受け皿になるしかないと…。

ーそうでしたか。受け止める、受け皿になることで本当はどうしたかったのでしょう?
この家で静かで平和に過ごしたかったです。
だから黙っていました。

ー受け止め、そして黙っていることで平和を守ろうとしていたのですね。
はい、そうです。
私さえ黙っていれば、母親のヒステリーも丸く収まると思っていましたから。

ー「家庭の平和のために黙っている」と言うのが有効だと思ったのですね。
その通りです。
私は誰も傷つけたくなかったからです。

ーでも、その棘はあなたが引き受けるものだと思いますか?
昔はそう思い込んでいましたが、今はそうだとは思いません。
誰かが引き受けるものでもありません。
自分が昇華する術を学び、誰に渡すものでもないと思っています。

ーそうですね。では、この家庭に完全なる平和が保たれたとしたら、本当はどうしたかったのですか?
みんなが笑って過ごしたかった。
みんなが楽しく過ごしたかった。
みんなが愉快に過ごしたかった。
みんなで仲良く暮らしたかった。
みんなで幸せになりたかった。

ーみんなで笑い、楽しく、仲良く、愉快で幸せになったとしたら私自身はどうなると思いますか?
この人間関係を通して、自分に自信が持てそうです。
無条件の愛と揺るぎない自信は家庭から育まれます。

ー無条件の愛と自信が十分にあったとしたら、次にどんなことがしたいと思いますか?
その溢れる愛と自信で自分の傷を癒したいし、救いたいと思っています。

ー自分の傷が癒され、十分に救われた時、あなたはどんなことをしていると思いますか。
やはりその心地よい温かな体験を他の人たちと分かち合い、癒しあっていると思います。

ー今、刺さっていたこの棘の感じはどうなっていますか?
さっきまで泣いてた涙で毒が洗い流されたみたいで、スーッと私の体から抜けた感じがします。

ー他に何か言いたいことはありますか?
何度もこのシーンはやってきては私は苦しんでいました。
けれど、やっとこれを本当の意味で過去のものにすることができそうです。

ーありがとうございました。
ありがとうございました。

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