書く癒し

幼い頃に置き去りにしたままの「小さな私」を癒し、自らを育て直すための自己観察記録

うごめき

冬から春へのうごめき。

冬は雨が圧倒的に多い西オーストラリア。
雨は時に激しく降り続け、そしてちらりと清々しい晴れ間を見せる。

夏の間、ほとんど雨は降らない。
そんなカラカラになった土に、雨水がスーッと染み込んでいくような感じが私は好きだ。
それはまるで、心が渇ききった私をしっかりと見守ってくれ、察し、必要な水を差し出してくれ、心身の癒しをもたらしてくれるかのような「癒しの存在」を感じさせてくれる。
またある時には激しく打ち付ける雨をジーッと見ていると、なんだか私の中にほとばしる「何か」を感じずにはいられない。

そんなある日の夜の散歩道。
春の柔らかい空気が、フワッと私の体全体を包んでくれた。

はて…。
そこで気づいたのは、今年は去年に比べると冬は割と短かかったのではということだった。

その一瞬の風はまるで春の便りのようだった。

春と言えばワイルドフラワー。
ふと、あれ、花たちも徐々に目覚め始めているのかもしれないと思い、その週末、私たちは早速、久々の晴れた日に近場のドライブへ向かった。

スーッと一直線の道が清々しい。
前日も雨が降ったせいか、空気もまた清々しい。
雨が不要になったもの全てを洗い流し、私たちに新鮮な空気を運んでくれた。

そして私に最大の喜びをもたらしてくれる、春一番のワイルドフラワーたちが迎えてくれた。

これからのワイルドフラワーもますます楽しみだ。

そして私たちがもうひとつ毎年、楽しみにしていたものがある。
それが地元のワイン。

ワインはもともと苦手だったのだが、このレイトハーベスト(遅い時期に摘んだ葡萄で作るワイン)は、ワイン初心者の私にもお酒の強さもさほど感じずスッキリとし、それでいてフルーツの味もしっかりしていて、調和が取れている感じがとても飲みやすい。
ちょうど今週末から販売していると聞き、心待ちにしていた。
西オーストラリアにはワイナリーもとても多く、ぶらぶらとテイスティングしながらお気に入りのワインを選ぶ過程もまた楽しい。

そして、ワインがおいしいということは土地が良いということもあり、ワイナリー付近の植物もまたとても素晴らしい。

土が全てを育む。
そんなことをふと感じた。

気がつけば、厳しく深い冬はいつしか私たちの元を離れ、すっかり春へと一歩、力強く前進しているようだ。

★いつもご訪問ありがとうございます。応援して下さる方は下のバナーをクリックお願いします。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ こころの風景へ