書く癒し

幼い頃に置き去りにしたままの「小さな私」を癒し、自らを育て直すための自己観察記録

新旧入れ替え

葉っぱもひとつ枯れれば、ひとつ新しい生命が生まれる。

土も同じく、一定期間が過ぎれば栄養がなくなり、入れ替える必要がある。
この写真の様子を見ながら、私の人生もまた同じなのだなぁと、自分の中にあった経験と重ねて見ていた。

卒業後、初めて自分で選んだ中国という土地。
経験ゼロではあったが、自らその土地に興味を持ち、面接を受け、自らの足を運び経験したことは、周りからすれば厳しい環境のように見えたのかもしれない。
しかし、私にとっては希望という栄養がたくさん詰まった環境だったのだろうなぁと思う。

その当初は一年足らずの経験ではあったが、その経験がまた私を数年後に中国の土地を選ぶことになる。
当初の一年だけではなんだかまだやり残したことがあったような、そんな心残りがあったのかもしれない。

それまでの数年間、日本で仕事をしていたが、無味乾燥な感じや違和感を拭いきれなかった。
その頃の私の世界はグレーだった。
「ここは私がいる場所じゃない」
そんな気持ちがどんどんと強くなった。

そして30で再び中国の土地を選んだ。
電話のオペレーターから始まり、新入社員を教育する仕事に携わる機会に恵まれたのも、初めて中国の土地で教えた日本語教師の経験とリンクしていたのかもしれない。
そこでの7年間の経験は、私にとっては必要な経験と栄養をぐんぐんと吸収していた。

そんな中でも私は心のどこかで孤独を感じていた。
仕事はうまくいっているけれど、心が寒い。
そんな感じがしていた。
そんな気持ちから、今の旦那と出会い、私の希望は仕事一色から家庭へと少しずつ変化していたように思う。

そして、いつしかこの土地でやるべきことはやったような、そんな終わりを告げるようや気持ちが訪れた。
初めて感じるこの感覚をどう表現すればよいのだろう。
完全燃焼の喪失感のようなそんな感覚だった。

「ものごとにはいつかは必ず終わりがくる」

その気持ちを痛切に感じる経験だった。
この土地で過ごした時間を本当に大切にしていたからこそ、愛着が湧き、その土地から離れ難いようなそんな気持ちだった。

今ならやっと言えるのは、私はそのぐらい充実した時間をこの土地で過ごしていたのだろう。

そして次にやってきたオーストラリアという壮大で美しい大地。

さて、この新しい土地では、一体、何が私を待っていてくれるのだろうか。
そして私は一体、どんな色を迎え入れ、どんな新しい色が映し出されるのだろう。

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