書く癒し

幼い頃に置き去りにしたままの「小さな私」を癒し、自らを育て直すための自己観察記録

【6/8】小さな私と今の私との対話記録

ー今日、扱ってみたいのはどんな感情ですか?
一方通行な関係が続いていくことへの底なし沼のようなぽっかりとした虚しさ。

ーでは、この底なし沼のようなぽっかりとした感じは身体で言うとどこにありますか?
身体の皮膚を覆ってあるその中身全体が空洞になっている感じ。
その中でも特に感じるのは、胸からおへその上の辺りの部分がごっそりと空いてしまっている。
ここが中心になって、身体全体の空洞がどんどんと広がっているような感じ。

ー分かりました。では、イメージではどんな色でしすか?
薄いグレー。幸薄そうなグレー。

ー形はどうでしょうか?
ゴツゴツとした岩のような氷。

ー手で触ってみたらどんな感じ?表情は?
身体の芯から冷えてしまうようで、冷たすぎてすぐに手を離したくなる。
無表情で、表情が固まっているような感じ。
希望が全く感じられない雰囲気。

ーそれに何か匂いはありますか?
図書館で借りた埃っぽい古い本の匂い。

ーこの五感の描写によって何を感じますか?
自分の中に、この古びた価値観や存在がこびりついていたんだということが実感できる。

ー話しかけてほしいのですが、できそうですか?
うーん、話しかけてもしばらく反応がなさそうな気がします。
でも、何度か呼びかけてみます。

ーでは、お願いします。
(話しかけるが、まるで聞こえてないかのような無反応がしばらく続く…)

ー今、あなたはここで何をしているのですか?
(無反応…)

ーすいません、あなたは今、どうしてここでこうしているのですか?教えてもらえませんか?
(反応なし)

ー何度もごめんなさい。
私は決してあなたに危害を加えたりはしないので、教えてもらえませんか?
(…)
ふと一言。
「いないことにしているんだよ」
(なぜ、私に話しかける?と不満そうな表情)

ー存在をなかったことにすることで、あなたは何を達成したいと思っているのですか?
あなたの本当の目的はなんですか?
この劣悪な環境では、相手の要求を満たしてやるしかない状況だった。
だから、私は私を傷つけないように、心を守るために、感じないようにしてあげているのだよ。

ー表情の変化は?
相変わらず硬い無表情(長年培われた無表情のよう)。

ーでは、この私をずっとずっと守ってくれていたということですね。
そりゃそうだよ。でないと死んでしまう。
死んでしまうと私も死んでしまう。

ー何十年もこうして変わらずに私を守ってくれて、本当に感謝します。ずっとずっと片時も離れずにいてくれてありがとうございました。
そして、ずっと気づいてあげられずごめんなさい。
(無表情な目から涙がこぼれた)

ーあの危険な家庭から、いつも私の心身の安全を確保してくれて本当にありがとうございました。
(唇が少し震えている)

ーもうひとつ聞かせてください。
もし、私の心身をパーフェクトに守ることができたとしたら、本当はどうしたかったのでしょうか?
本当は…もちろん、この子にもともと持っている感受性…感じる力を一日も早く元に戻してあげたかったに決まっているでしょう?
この子はとても感受性の高い子です。
そんな子からこの感情を奪い、無表情な日々を過ごさせることは私も忍びなかった…。
この子の素晴らしい感受性なしに生きることは、この子の才能を奪うことだった。
けれども、あの頃は仕方なかったのです。
この子を守るためにそうするしかなかったのです。

ー分かりました。本当に色々と影で考えてくれていたのですね。
では、今、私が感受性を十分に取り戻すことができた時に、それを通してあなたは次にどんなことをしたくなるでしょうか?
この子が感じている無邪気な世界観を思い切り表現してもらいたいです。
それはどんな形でもよいのです。
親にも誰や世間などを気にすることも、遠慮することなく、あなたが望む方法で、望む人と、望む環境を自ら選び、最も輝ける方法を自ら選び、大胆に行動し、新しい道をデザインし、開拓し続けてもらいたいのです。

ー分かりました。アドバイスありがとうございます。
では、私だけの道が十分に開拓ができた後に、次にあなたはどんなことをしたくなるでしょうか?
そのあなたの世界の方向を心からよいと思う仲間たちと、同じ方向を見て生きていってほしい。

★ワークのキャラクター
「こころぽっかり君」

★ワーク後の身体の感覚
空洞が愛で満たされ、少し小さくなったような感じがする。

★ワークの後に感じたこと
私の深層意識ではずっと、人間関係において「感情の交流」を望んでいた。
その一方で、生まれた環境ではその望みを捨てるしかない利益中心の人間関係しかなかった。
そんな毎日を過ごしているうちに、いつもいつも心は裏切られ、心は疲弊し、心の死へと進んでいた。
その「心の死」から必死で守ろうと、いつしか自分の感受性を閉ざす方法を選んでいた。
それは一時的に心の死を守ることはできたが、成人してからの段階では、それは自分の才能や希望を閉ざし、またそこで別の苦しみを味わっていたことにも気づくことができた。
そんな私の心の経緯を詳細に感じ、共有することができたように思う。

毎日、こうして感じたことを書き留めるようになったが、書き出して改めて気づいたのは、心の世界は体の世界と同じく、なんてとても繊細で、そして精巧に創られているのだろうかと、改めて驚いている。
こうして言葉として表現することで、目に見えないものを少しでも感じようとすることは、この想いに居場所を与えているように思う。
これは、私にとって無限の探検であり、探求でもあって、終わることはないのだろう。
しかし、この毎日を過ごす経過こそが、私にとってとてつもなく大きな意味を今後もたらすことに繋がるような気がしてならない。

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