書く癒し

幼い頃に置き去りにしたままの「小さな私」を癒し、自らを育て直すための自己観察記録

寄り添う

心から悲しいという人は「悲しい」という言葉を表現できない。
心から苦しいと感じている人は「苦しい」という言葉をすっかり忘れてしまう。
深い寂しさを味わっている人は、それが寂しさだということが言葉として探せない。
深い怒りを味わっている人は、それが怒りだということを見失う。

そこには、悲しみ、苦しみ、寂しさ、怒り…。
心の痛みで全てが埋め尽くされている。

もしその空間にたくさんの人がいて、その全ての人が同じぐらいの悲しみ、苦しみ、寂しさ、怒りに充満していたとしたら…。
それは、言葉が入る隙間もないぐらいの感情で窮屈になりながら、心の痛みに支配される。

こんな時、言葉は全く歯が立たない…。

こんな時はただ、その感情の渦に寄り添うしかない。

痛くないフリを装って、なかったことにするわけでもなく。
そんなこと考えても仕方ないと聞き分けのよいフリをするわけでもなく。
余計な言葉で揺さぶったり、どうにかしようとするわけでもなく。

ただ、そうある感情の隣に、ちょこんと座ってみる。

そうやって時間を過ごす。
その感情の荒波が凪になるまで、ただ、待つ。

深く深く寄り添いながら…。

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