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書く癒し

幼い頃に置き去りにしたままの「小さな私」を癒し、自らを育て直すための自己観察記録

なかったことにしていたわたしのかけらたち

なかったことにしたわたしのかけらたち。
今日はなんだか、それを丁寧にひとつひとつ拾い集めたくなって、こうして書いている。

なかったことにした私を探るヒント。
それは「過度に」嫌い、遠ざけ、消したい、なかったことにした人や状況のもっともっと奥の方に隠されていた。

(本当にイヤーなイヤーな感じがやってくると思うので、心の受け皿が充分でないと思う人は読まないことをお勧めします…)


母親の顔をした
「いつもイライラして子供に八つ当たりするわたし」
「外面だけは美しく着飾り、内面はめちゃくちゃなわたし」
「女の弱さを武器にして周りの人間を利用するわたし」
「口汚く罵るわたし」
「図々しいわたし」
「嫉妬に狂うわたし」
「陰口ばかりたたくわたし」
「酒に飲まれ、絡んで、暴れるわたし」
「感情に溺れると暴れ、周りにも迷惑をかけるわたし」
「我慢強さという言葉を知らないというほど我慢するわたし」


父親の顔をした
「外や他人の前ではいいかっこしいのわたし」
「家族の前では自分が偉いと言わんばかりにふんぞり返っているわたし」
「お金や利益のことしか考えていない強欲なわたし」
「お金や自分の利益のためならば、子供をも利用する非情なわたし」
「子供のことはまるで無関心なわたし」
「狡猾でずるいわたし」
「すぐに怒鳴って解決しようとするわたし」
「支配的でコントロールしようとするわたし」
「自分だけが絶対的に正しいわたし」
「強がりのわたし」
「過去に自分がしたことは知らんぷりして、なかったことにして、人の過去は何度もほじくり返す、みみっちくてウザったいわたし」
「寂しがりやのくせに怒鳴って人を遠ざけるわたし」


妹の顔をした
「自分のやるべきことはなかったかのように振る舞い、平気でいる無責任で無神経なわたし」
「女王様のようにやってもらうことは当たり前で感謝ゼロ、してくれないことだけはしっかりと持ち出して批判するわたし」
「都合の悪いことは、裏でこっそり頼みやすそうな人に頼み、その頼みを断られたら逆ギレする扱いが面倒臭くて、願わくば絡みたくないわたし」
「恩を仇で返すわたし」
「人からの指摘を全く聞き入れないわたし」
「感情の渦に溺れるわたし」
「家の中がぐちゃぐちゃでも気にしないズボラなわたし」
「家事が嫌いなわたし」


兄の顔をした
「無関心なわたし」
「クールなわたし」
「人と距離を置くわたし」
「平静を装ったわたし」


弟の顔をした
「相手を遠ざけるわたし」
「家族と縁を切るわたし」


親戚の顔した
「偏見に満ち、悪意の言葉を吐くわたし」


旦那の顔をした
「いい人を完璧すぎるほど装っているわたし」
「鈍感なわたし」
「人に弱みを見せないわたし」
「身内の場合、あなたとわたしの境界線を越えて過剰に人を助けがちなわたし」


旦那のお父さんの姿をした
「安定を選び、冒険を放棄した臆病なわたし」「ケチなわたし」
「人にやってもらうことばかりを期待をし、自分には何もできないと期待しなくなった無力なわたし」
「自分で面倒なことは何もせず、人にやらせるわたし」


旦那のお母さんの姿をした
「遠慮しすぎるわたし」
「貧乏くさいわたし」
「依存的なわたし」
「食べ物や物質に執着するわたし」


旦那の妹の姿をした
「おせっかいなわたし」
「自分のことしか見えてなくて、自分の話だけをまくし立て、相手の意見は聞こうともしない一方通行なわたし」
「自分が感じたことは相手もそのはずだと勘違いしているわたし」
「物質依存的で、買い物中毒なわたし」


下の階の住人という顔をした
「ドアをがさつにバタンと閉めて、人への配慮が欠けているわたし」
「夜中にどんちゃん騒ぎをしても平気でいる、人の痛みに鈍感なわたし」


隣の住人の顔をした
「弱いものに暴力をふるうわたし」


友人の顔をした
「自分の都合で連絡しておきながら、平気で冷たい言葉を投げつけ、礼儀をわきまえない、自分勝手なわたし」
「興味本位で人のことを詮索し、本人のいないところでその人の話題を出して酒の肴にする暇つぶししかできない、この上なくつまらなくてくだらなくて、どうしようもないわたし」
「自分の価値観や都合ばかりを押し付け、強引なわたし」
「しつこくて粘着質なわたし」

じっとこの文章を眺めていた。
なんどもなんども読み返してみた。

読んでいるだけで、じわじわーっといやーな感じがやってくる。

あぁ、本当に嫌な感じだ…。
でも、そこにしばらく佇んでいる。




何度も読みながら、このイヤーな感じをよく味わってみる…。






あぁ…ここに、紛れもなく、無数のわたしのかけらがそこにあった…。

そして、じっと眺めるうちに気づいた。

もともとはただ、その瞬間、その空間にあらわれただけのわたしのかけらだったようだ。

ただ、小さな私にはあまり受け止める力がなかった。
その情景にあまりにもショックを受けたり、とても受け止められない痛みが走り、とっさにわたしを守るために、ギュッと心の目を閉じて必死で守ってくれていたようだった。

そのわたしのかけらたちは、この小さな私が発した厳しい「禁止令」により捕われ、窮屈そうに心の牢獄に閉じ込められっぱなしのままだった。

時間が経った今、その、なかったことにしたわたしのかけらたちをすこーしだけ緩めてみるための言葉を私自身に与えてみたいと思った。

どんな言葉が適しているだろう…。
じっと心の奥を探ってみた。



『余裕がなかったり、その時のその人の状況によっては、そんなわたしにもなりうることもあるのかもしれない…』




すると、それを黙認したり、支持するわけでもなく、ただその瞬間にそういう形になっただけなんだという中立的な感じがした。

そして、なかったことにされていたわたしのかけらに居場所が与えられたようにも思え、禁止の緊張がスルリとほどけた感じがした。

相変わらずイヤーな感じがする一方で、書き出したことをただあるものとして捉えることで、ただ、そうあることが許されているという深い深い安堵感がやってきた。

ずっと北風にさらされ、遠くに追いやってしまっていたこのわたしのかけらに暖かい光がやってきて、やっと元の居場所に戻れたような。
やっと…。
ずーっとずーっと緊張し続けていた肩の荷が、やっと初めて下りた感じがする。

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