書く癒し

幼い頃に置き去りにしたままの「小さな私」を癒し、自らを育て直すための自己観察記録

出口を失い続けた思い

ある出来事をきっかけに、自分の中にずっとこびりついていた気持ちに気がついた。

それは、ずっと私は持ってはならない、見てはならないと思い込んでたものだった。
そして、それは他の人には与えられていると思い込み、それが密かな憧れになり、それが嫉妬に発展し私の心をかき乱した。

そのもっと奥に進むと、ずっと親に甘えたかったのに、ずっとこらえ続けてきた気持ちだった。

幼稚園の頃、親戚の家に預けられ、寂しくてでも何も言えなくて電話口で泣いてた自分の姿をふと思い出した。
喉から出かかった気持ちも言いたくても言い出せず、必死で抑え続けていた心残り。
そんな我慢に我慢を重ねた気持ちは行き場を失い、どんどんと私の心の空間を占領し続けていた。

それでも私はずっと「別にいいよ」と言い放ち、そうやって平気なフリをして知らんぷりして大丈夫なフリをしてきた。

もう自分にだけは、そんな強がったり平気なフリをしなくてもいいんだよ。
私は私のこの気持ちを大事に感じてあげたいんだよ。
今は優しくそう声をかけたくなった。

今はただ、そっと肩を抱き、隣でこの思いに寄り添ってあげたい。