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書く癒し

幼い頃に置き去りにしたままの「小さな私」を癒し、自らを育て直すための自己観察記録

元宵节とお月様

今日は旧正月から数えて初めて迎える満月の日で、中国では「元宵节」と呼びます。

中国では家族が集まってご飯を食べるそうなのですが、旦那になんで集まるのかと聞いても「中国の伝統的な日で汤圆を食べる日」という説明を聞かされた私は「は?どういうこと?」としか思えなかったです。
(まぁ、中国で長年住んでた時にも由来をきちんと言える人に出会ったことはないが…)

…ということで、なんだか自分がすごくスッキリしないので調べてみました。

この日は漢代にまで遡り「小正月」と呼ばれる日のようで、旧正月のお祭り騒ぎがひと段落する日でもあるようです。

漢朝の実権を握った呂后という人が崩御すると、国内は反乱が起こり、その後、劉恒という人が皇帝になり、反乱が収まったのが丁度この日にあたるようで、毎年、この日に祝賀を挙げていたらしいです。

なるほど…。
「反乱が円満に収まった」と言うところが起源と言うことか…。

でも、今の中国の人たちと言えば「汤圆」というあんこ入りのお餅を食べる日という形骸化された答えは何だか残念に思います…。

どうやら今は、この汤圆の丸い形と「一家団欒」という意味の音が似ていることと、丸いお月様を眺めながら食べると言うことで、一家団欒の行事になっているようです。
(時間が経てばなんだか意味も随分と捉え方も変わっているなぁ…)

相手を尊重するつもりで参加はしましたが、その一方、日本で育った私の本心はと言えば、オーストラリアで「中国の伝統だから集まる」「一家団欒するから集まる」というのは、やや無理やり感?があって強引な集合だなぁ…とやや冷めてしまいます。
(ご飯も無理やりお腹いっぱいに食べさせられるのも疲れる…)
さらには、自分の生まれた国の伝統行事の由来もまともに言えないのを見て、いち外国人としては滑稽にさえ思ってしまったり。
(まぁ、私も日本や韓国の古き良き伝統行事は分からないから何とも言えませんが…)

何だか気がつけばこういう世俗的で商品化されたイベントごとや義理のお付き合いの興味が完全に失せてしまっていて、旦那の家族と一緒にいると何だかすごく浮いてしまっていました…。
(まぁ、中国人でもないから浮いててもいいか…)

ということで、形式的なイベントは早々に切り上げ、夜はゆっくりと一人心ゆくまでお月様を愛でてきました。
やっぱり私は、約束事は守るべきという中で緊張する集まりごとよりは、自然とそこに足が向いて、気がついたら人が集まってた…という方が心地よいんだなぁと感じました。

では、おやすみなさい。晚安!!