書く癒し

幼い頃に置き去りにしたままの「小さな私」を癒し、自らを育て直すための自己観察記録

映画「孔子の教え」

昨日はYouTubeでボーッと検索しているうちに、この映画が妙に気になって見入ってしまいました。

Confucius/Kung Tze _ Motion Picture In Full HD.flv - YouTube

うちでは「小米盒子」という機械を使って、色んな映画がたくさん見れるのですが、最近の映画は中身がスカスカな感じで心に響かずほとんど見てませんでした(もっぱらテレビ好きな旦那がほぼ占領してます)。
でも、この映画は目に見えない「哲学」や「思想」がちりばめられていて、哲学好きな私にとっては本当に見応えがありました。

その一方で正直なことを言えば、私のような都会育ちの人間にとって、中国の思想哲学で触れられている「人も自然の一部」という捉え方は頭では分かったとしても全く実感が湧かないんです。

蛇口ひねればお水は飲める。
コンロひねれば火も使える。
暑ければエアコンつける。
野菜は土から育つなんて知らず、スーパーに並べられているものだと思ってる。
太陽が出ている間は空調の効いた蛍光灯の下で仕事し、食べたいものは歩いて十分のコンビニでなんでも買える。
こんな「便利な世界」で当たり前のように暮らし続けていた私は、自然を感じる余地が全くなかったと言ってもいいと思います。

でも今は、このオーストラリアという自然を近くに感じる環境で暮らしながら、この映画の哲学に惹かれたものきっと必然なのかなぁと思います。

他にも、この映画でとても驚いたのは、孔子の奥さんはいわゆる「日本の古き良き良妻賢母」というイメージの人物だったことでした。
彼女の眼差しからも、旦那を立てるということは本心からしたいと思っていることだと言うことがひしひしと感じられました。
人間としてお互いを尊敬し、二人が一体となって生きる姿は素晴らしいと感じました。
この映画の中の世界は、私の住んだ中国にはそのかけらも感じられなかったので衝撃でした。

あと映画の中でとても驚いたことがあります。
それは、それぞれが挨拶をする時、頭を深々と下げてお辞儀をして礼を欠かさない姿はまるで現在の日本人の振る舞いそのものだったことです。
今や、うちの旦那を始め、中国で多くの人たちは口を揃えて「ペコペコとお辞儀するのは日本人ぐらいだ」と言われますが、この映画を見た時に「いやいや、もともとあなたの国から伝わって来たんだよ」と思わず突っ込みたくなりました 笑。

中国から伝えられた目に見えない思想は、至る所でひっそりと息づいているのだなぁと実感しました。

この映画を見終わった後、ふと思い出したことがありました。
それは、小学校の頃、ことわざ辞典のマンガを通学路で歩きながら夢中で読んだことや、漢字がとても好きだったことです。
中学の時に学んだ論語もあぁ、そうだ、すごい深くて好きだったなぁ…と、やはり私は昔も今も変わらず哲学の要素に惹かれているんだなぁということにも気づかされました。
大学の時に何気なく学び始めた中国語も今に至るまで続けていたのも、そんなところから来たのかなぁとも思います。

なんだか、次は中国語で論語を学びたくなってしまいました…。

思想哲学が好きな方にはオススメの映画です。

★いつもご訪問ありがとうございます。
応援して下さる方は下のバナーをクリックお願いします。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ こころの風景へ