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書く癒し

幼い頃に置き去りにしたままの「小さな私」を癒し、自らを育て直すための自己観察記録

なりたかった人

いつからなんだろう。

ひとつの価値観に従い、ひとつの人物像になるべきだと思い込み自分の感性をかき消し続けたのは。
人とは共感のかけらもないのに無理やり共感して、人と同化しなくてはならないものだと思い込んでいたのは。
共感はおろか、自分の感覚も分からないくせに共感したフリをするこの強迫観念は、どこから来たのだろう。
嬉しくもないのに、嬉しそうなフリをするようになったのは。
人と純粋に全てを分かち合えるなどと大きな勘違いをしていたのは。
好きでもない映画を相手に合わせて見て、面白いなどとほざくような人間になったのは。
知らぬ間に、人やチャンスを受け身で待つようになったのは。
人の機嫌を取ることばかりで、自分のことを後回しにするような愚かで屈折した人間になり下がったのは。
どんどんと相手を力や言葉で支配しコントロールすることに力を使うような人間になったのは。

本当は、
そんな私なんて嫌だった。

本当は、
誰とも同じじゃないのに。
誰とも分かち合えるはずがないのに。

本当は、
なにもかも違う背景を持ったふたりが
なにもかも違うことを認め合いたかった。
こんなにも違うんだねと肯定的に受け入れたかった。

こんな誰ともなにもかも違うふたりが、
大切な何かをひとつでも分かち合えたその奇跡に心から感謝できる人間になりたかった。

本当は、
いつでも、どこでも、誰といても
私がその時に欲しい経験は、自らの手で掴みにいく人間でいたかった。

私はいつでも、行きたいところに行けた。
私はいつでも、生きたいように生きれていた。
私はいつでも、なりたい人になれていた。

今までも、これからも。
ずっとそうだった。

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