書く癒し

幼い頃に置き去りにしたままの「小さな私」を癒し、自らを育て直すための自己観察記録

闇に姿を消えてしまった私

先日、うっかりハサミで自分の指を切ってしまった。

結構深かったらしく、血がドクドクと出ているのをじっと見ていた。
痛みも伴っていたはずなのに、不思議と私はさほど痛いとは思っていなかった。

身体の痛みよりも痛かったのは心の方だった。

普段はこんなイージーミスをすることのない私が、こんなことをしてしまうほど小さな私の心がみるみると弱っていたことの方が辛かった。
自らの身体を傷つけてしまうほど、心ここに在らずな状態にまで後回しにし、追い詰めてしまった自分を心底申し訳なく思った。
この1ヶ月、小さな私のことをすっかりほったらかし、他のことばかりに目がいってしまううちに、彼女は私の知らぬ間に心の扉を静かにパタンと閉めてしまったようだった。
私にとってそれが最も心がズキズキと痛んだ。

指の傷口はすっかり塞がったが、私の心の傷口は血が流れっぱなしのまま放置してしまっていた。
それは死だった…。

今はただ暗闇に姿を消してしまった彼女の身体と心を探すために、暗闇の中をただじっと見つめ続けるということしか思いつかない…。

それでも探さないといけない。
それでも探すしかない。