書く癒し

幼い頃に置き去りにしたままの「小さな私」を癒し、自らを育て直すための自己観察記録

物質的自立+精神的自立=成熟

私は日々、その瞬間に気になった場面の写真を撮り、その日に撮った写真を見直しながら、頭に浮かぶイメージを書くことが比較的多い。
今日も、この写真のイメージから、タイトルに書いた自立に関する疑問が湧き起こった。

まだ記憶もない幼かった頃、親に頼るしか生きる道がなかった。
おむつを替えてもらったり、ミルクをもらったりともらってばかりの状態だったことだろう。

そこから段々と成長しながら、家庭の経済状態が悪くなっているのをなんとなく知った私は、その家にいることがとても申し訳なく感じるようになっていった。

そんなこともあり、高校からアルバイトを始めるようになったと思う。
その時、私がアルバイトで貯めたお金を、父に取られたことがある。
経済状況がよくなくて仕方なかったのだ、という気持ちで言い聞かせてはいたが、悔しさが交じったことを覚えてる。

そこから大学に入り、家を出て、自活の道を歩くようになった。
その時、私の解釈はこうだった。
「実家で暮したり、経済的援助を受けるなど、親に迷惑をかけずに生きること」
その信念に基づいて、ずっと行動してきたと思う。
実際に物質的な側面では、私は自立を果たしたと思った。

しかし、はたと思った。
では、精神的にはどうなのだろうか…と。
私は、心のどこかではこんな気持ちを密かに握っていた。

「なんで親は子供を苦しませるの」
「なんで私を理解してくれないの」
「なんで私をもっと見てくれないの」
「なんで親なのに子供に暴力を振るうの」
「なんで子供に関心を持てないの」
「なんで子供を下に見るの」
「なんで子供を大声で怒鳴って威嚇するの」
「なんで子供を利用するの」
「なんで子供の意見を無視するの」
「なんで子供の意見は尊重されないの」
「なんで親は子供に夫婦の問題を押し付けるの」

それは、暗に「自分のことを相手にどうにかしてもらおう」という親の行動を心が「甘え」「依存」というふうに批判して、切り離して、結果、私自身もその行動をしないようにと単に抑え続けていただけだった。
その抑圧の結果、結局は親と同じような行動をふとした拍子に繰り返してたことにも気づく。

私は今、それをもう一度、よく見てみた。

すると、それは、ただ「小さな私」が十分に受け取れなかった愛をもう一度、感じたがっていただけで、その声をずっと聞いて欲しがっていて、ふとした場面を通して、私にメッセージを送り続けてくれていた。
今までこ言葉にならない言葉たちを「小さな私」はこんなにも聞いてもらいたがっていたと今はそう感じる。
だから、一生懸命その声を拾ってあげたい。
そのまま、ただ、聴いてあげたい…。

私はもう一度、自立について再考したく、小さな私に話しかけた。

ー「自立」ってなんだと思う?

まずは、自分の感情のニーズがなんなのかをよく理解して見てあげること。
そして「小さな私」が求めているニーズは、今の私にしか満たせないことをよく自覚すること。
そして、そのニーズに沿ってひとつひとつ私自身が行動していくことが、小さな私との信頼を育み、私の心が満たされることにつながる。
それはきっと、嫌い・嫌だなという人や状況で見つかる可能性が高い。
それを批判で切り離す前に、じっと私自身のよく心の中を観察すること。
そして、私が本当に求めている望みが何なのかに一生懸命気づいてあげること。
もし、その望みが自覚できたならば、それを自分以外の人に要求することはなくなり、その望みを私が叶えようということに集中して生きていくことができる。
ほとんどの人や、今までの私は、無自覚に自分の望みを相手に求めり混同しがちになってたけど、その選択は「私は自分の生命にその能力がない」と言っていることと同じで、それが依存関係にはまってしまう原因。
自分の心の責任を他人に押し付け合い、それが依存の温床となり、いつまでも精神的な自立を妨げてしまっている。

だからこそ、自分の望みをハッキリと気づいて自覚しておくことがとても大切。
それに気がづくことができれば、自分がするべきことと、そうでないことの領域が明確になり、責任の所在も自覚できる。
それは、きちんと自分と他人の領域を尊重することにもつながると思う。

もし、自分以外の人に頼ることが解決に近いと判断した場合、適切に礼を持って接することも、感謝することもできる。
それができれば、仮にそれをお願いして断られたとしても、それは相手の都合なので決して悪く思ったり、批判することもない。

それが本当に成熟した自立した人だと思う。
そして、私はそういう人になりたいです。

「小さな私」のこの答えを見て感じたこと。

私の知らぬ間に、とても優雅に、そして、とても適切で冷静に表現するまでに成長していた。
その一歩一歩の変化がとても嬉しくて、そして心強い味方が増えたような気持ちがした。

★応援して下さる方は下のバナーをクリックお願いします(ありがとうございます!)

にほんブログ村 ライフスタイルブログ こころの風景へ
にほんブログ村