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書く癒し

幼い頃に置き去りにしたままの「小さな私」を癒し、自らを育て直すための自己観察記録

小さな私に魔法をかける質問

普段の生活の中で、私は無意識にどんなことを頭の中で考えているのかについてぼんやりと眺めてみた。

すると、「小さな私」が心の傷を負った出来事は全て心にインプットされた蓄積されていて、さらには、その痛みが強ければ強いほど、恐怖におののいていた。

そして、その恐怖が頂点に達すると、自分を守るための「戦闘態勢モード」に入っていることに気づく。

すると「恐怖を回避すること」だけしか目に入らず、そのためにだけ行動するようになっていた。

そして更に、恐怖を回避するための行動をよく観察してみると、この手にあるエネルギーをそのまま流しきれず、無意識に抑えてしまっているようだった。

そして、余ったまま封じ込められ発散できなかったエネルギーは行き場を失い渦を巻きながら潜んでいた。

そしてそれはちょっとした何気ない場面で「イライラ」や「怒り」として爆発し、アウトプットを繰り返していた。

過去を振り返ってみると、小さな私が危険にさらされたのは、こんな何気ない場面だった。

うろ覚えだが幼稚園の頃、授業参観で指名され、その時に自信満々に回答した答えが思い切り間違えてしまったことがあった。

周りの人たちに笑われたことが恥ずかしくて、その時に小さなわたしが学習したことは「また間違えたらどうしよう」という不安。

その不安に基づく行動とは「私は絶対に間違えてはいけない」「私は黙っていよう」という禁止に基づいた行動をするように自分を押さえ込んでいた。

他にもある場面が思い浮かんでくる。

子供の頃、うっかりお味噌汁をこぼしてしまい、怒声を浴びせられた小さな私のジャッジは「失敗する私はダメな子」だった。

他にも、理由も分からないまま激しく叩かれ、怒声、罵声を浴びせられた小さな私は「私は生きていてはいけない存在」という自己否定を何度も唱えていた。

こんな「小さな私」が創り出したたくさんの否定的なイメージの積み重ねが、私の人生の無意識にしっかりと潜り込んでいて、私の人生を支配し動かしていた。

そう思うと、私は身体だけが38歳の大人に見えるだけで、実のところ心は「小さな私」のまま全くもってエネルギーが発散されず、成長がずっと止まってしまっていた。

いや、成長を止めるためにエネルギーを使っていたとでも言おうか。

やや、この気づきは自分に対して絶望を感じる。

しかし、ふと私は「小さな私」ではなく、「今の私」に焦点を当てるべく、問いかけた。

ー今のあなたは、一体、 なにに焦点を当てて生きたいの?

真っ先に出てきたのは「今の私の喜び」だった。

続けて質問する。

ー今の私の喜びのためにはどうすればいいと思う?

まず真っ先に思い浮かぶのは「小さな私の心と身体を癒す」こと、だった。

小さなわたしととことん話し合って、今の私を信頼してもらいたい。

いつでもどこでも、とにかく徹底的に話を聞いてあげたい。

一緒にあらゆる感情を話し合って、分かち合って、理解してあげたい。

そんなことから、今の私は、毎日毎日、小さな私から出てくる言葉を待ちながら、受け止めるように書いているのだと思うのだ。

それと並行しながら喜びのためにやることも思い浮かんできた。

「心身の健康」

運動・笑う・野菜中心の食事・パートナーや私が心から安心できる人との時間・お風呂・マッサージなど。

「家庭内の安全と安心」

環境的にとても静かで穏やかでリラックスできる空間であること。

家庭内ではパートナーと感情の上でどんなことも話し合い受け止めてもらえていく空間。

「清潔でスッキリとした空間」

掃除・洗濯・整理整頓がきちんとされている空間を保つ。

「自由」

自由に発言でき、自由に選択できる。

どんなことも自由に選択できる。

「相互尊重」

お互いを尊い存在として敬い扱う。

「美」

花のある空間。

芸術的なエネルギーが満ちた空間。

大好きでお気に入りのモノと音楽と匂いに包まれている空間。

これらをよく見てみると、「小さな私」は、体も心も脳も小さかったからこそ、自己防衛のために不安に焦点を当てていたことにも自然と理解ができてきた。

それと同時に、今の私は、もう小さな私を受け止めるだけのパワーがしっかりとあって、この小さな私をこの手で受け止めれば受け止めるほど、もっともっと喜びが溢れてくることも理解し始めてきているようだ。

そう思うと、私の心には「小さな私」と「今の私」の2人が、それぞれ顔をひょっこり出したり隠したりしていたことに気づく。

この2人が見ている世界は全く違っていて、混在した世界が見え隠れしているようだ。

いつになるのかは全く見当も付かないが、粘り強く、そして日々、小さな私の心を理解するために、ひたすら魔法の問いかけを続けるしかないのだろう。

自分を奮い立たせるためにいつもこう言い聞かせる。

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「小さな私を救えるのは今の私しかいない」