書く癒し

幼い頃に置き去りにしたままの「小さな私」を癒し、自らを育て直すための自己観察記録

さよなら、弁解の世界

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毎日の散歩道でこんなとてもかわいらしいものに気づくことが増えたように、毎日、書き続けながら、心の中を掘り起こしながら、気づくことが多くなった感じがする。

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四六時中、心の中でしてたこと。

本当に本当に長い間してたこと。

それは「誰かに」弁解する声がずっと頭の中をぐるぐるぐるぐると駆け巡っていたことだった。

何をしている時にも。

どこにいる時にも。

誰といる時にも。

この声はいつも途切れたことはなかったと思う。

たとえば。

とてもささいなことなのだが。

自分が寒いと感じてダウンジャケットを着たいと思ってるのに、頭の中では人が見たら笑われるからやめな、という囁きが常にあった。

もし着たときは、誰にするのかよくわからないが、弁解する準備を常に用意してた。

この完璧なまでに厳しい「自己監視」センサー。

そんな毎日は、常に心は緊張感でいっぱいで。

いつからか、誰に聞かれたとしても納得してもらえるようなもっともらしい「弁解」を無意識に用意するようになっていた。

そして、弁解できぬようなことはやらないように気をつけたり隠していた。

今日も小さな私に声をかけて聞いてみようか。

ーでも、この弁解。一体誰にしてたのかな?

「親に」「先生に」「年上の人に」「上司に」「上の人に」「友達に」「自分以外の人全てに」

たくさんの答えがでてきた。

こんなにたくさんの人たちに納得してもらうための弁解という名の武器を抱えているとは。

そして、この弁解の言葉が多ければ多いほど、武器が増えているようでもあったが、自分以外の誰かにいつもすがっている感じはなんなのだろうと好奇心が湧いてきた。

もう少し質問してみよう。

ーそんなに自分以外の人に認めてもらわないといけないのはなんでだろうね?

…うーん。

初めはきっと親に認められないと、私は死ぬと思ってたからだよ。

私と親は対等ではないから。 

でも、親に認めてもらえてない感じがずっとあったから、それ以外の人から認めてもらいたいと思ってたの。

だってね、親は他人のことだけはいつも認めるんだよ。

その他人に認められれば、私も認められるかなぁって思ったんだよ。

ーあぁ、そういうことだったんだ。

じゃあ、今も他の人に否定されるのはこわいの?

だってね。

私は今も「親が認めている他人に認めてもらえてない私はダメな子」って思ってるから…。

他の人の前でたくさん失敗したし。

だから、親が認めてる他の人に認められなかったから私はダメなんだよ。

ーそっか、そういうことだったんだね。

でもね、親は本当はよんひのことが嫌いとかね、ダメとかね、そういうことじゃなかったと思うな。

親もきっとね、自分のことが好きじゃなかったり、自分のことがダメだと思ってただけなんだよ。

でもね、だって、いつも怒るよ。

だって、いつも褒めてくれなかったよ。

ーうん、それもね。

自分のことが嫌いだっただけなんだよ。

そう?そうなんだ?

私のせいじゃなかったの?

ーうん、そうじゃないから誤解しないでね。親も自分が嫌いでダメって思ってて苦しかっただけなんだよ。

そうか。

じゃ、仕方ないんだね。

ーそんなに親に認めてもらいたかったんだね。

うん。

親にもっとね、愛してほしかった。

親にもっともっと見てもらいたかった。

親にもっともっと褒めてもらいたかった。

親にもっともっと肯定されたかった。

親にもっともっと笑ってもらいたかったんだよ。

だからね、私ができること頑張ったの。

クラスで成績もいつも一番とったしね。

大学に受かったことも、他人が見たら喜ぶことだから親も喜んだし。

ーそうだったんだね。よく頑張ったんだね。

うん、私ができることは頑張ったけど。

でもなんかそういうのはね、疲れちゃったの。

あとね、いつも怖かった。

いつも怖かったの。

すごく怖かったよ。

だから、誰かに大丈夫だよってそばにいてもらいたかったの。

あのね、家にいてもずっと一人でね、怖かったの。

ーそうか、そんなに怖かったんだね。

うん、誰もいないの。

誰も相手にしてくれないの。

家には人がいるけどね、心は誰もいなかったんだよ。

それがすごくね、寂しかったよ。

お家にいると、なんだかとても寂しかったんだよ。

ーじゃ、おねーちゃんと一緒にこれからはこのおうちで一緒に住もうか。

どっかにいっちゃわない?

ーううん、大丈夫。これからはずーっと一緒にいるんだよ。

本当に?嘘つかない?

ーうん、いつも一緒にしたいことしよう。約束するよ。

嬉しい。

おねーちゃんとならいいよ。

私ね、たくさんね、一緒にお外でね遊びたいの。

ブランコとかね。面白いんだよ。

あとね、お花もたくさん見たい。

あと、たくさんかけっこもしたいの。

お天気がいい時はすごく気分がいいんだよ。

ーおねーちゃんと一緒だね。

そうだよ!おねーちゃんは私と一緒なの。

だから一緒にできるんだよ。

ーそっか、そっか。じゃ、毎日一緒にいようね。おねーちゃんたくさん褒めてあげるね。

うん、ありがとう!

もう眠いから今日は眠るね!また遊ぼうね!

 

そうか…。

そういうことだったのか…。

頭の中で出来上がった、この弁解の世界。

ささいなことから、こんがらがり続けてた糸口は「家庭」だった。

本当にこの世界の中は窮屈だったね。

たった二人の人間に認められてない苦しみが、こんなことになってたんだね…。

こんな小さな私が考えついた世界に縛られながら、よく頑張ってきたね。

こんなに必死だった小さな私。

そして、こんなに素直でかわいらしく純粋な小さな私。

また少しずつ、あなたを理解できて、そしてまた、好きになってきたよ。

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弁解の世界に、ありがとうとさよならを。

そして、こんにちは、感じる世界。