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書く癒し

幼い頃に置き去りにしたままの「小さな私」を癒し、自らを育て直すための自己観察記録

それでも生きてく

生まれた時から私はずっと、安息の地を探し続けるために、海外を彷徨っていたことに気づいた。

その旅の動機はこうだ。

幼いころ、家庭内の暴力や、社会からの外国人扱いの緊張にさらされ、心の殻に閉じこもりきりだった。

そうしないと、私の心と身体の生命は失うと分かっていたから創った殻。

そしてどうにか生きていくうち、成人してからは、国という記号にもまた絶望し、自信を失った。

朝鮮でもなく、韓国でもなく、日本でもない。

そんな私は一体何者なのか。

そんな答えのない答えを求めて、どこの誰も私を受け止めてくれないような、そんな真っ暗で恐い洞穴の中で迷った。

なにものでもないと判断し、どこかで自分を低く見積もっている自分がいた。

他者に認めてもらえない。

だから私も私を認めなられなかった。

そんな風に自分いじめを繰り返しては、自分で傷を増やしたりもした。

それでも時間が経てば、色んな悲しみがやってきては、去っていくことを知った。

色んな怒りがこみ上げてきては、その傷はいずれ去っていくことを知った。

その悲しみと怒りをぎゅっと噛み締めて離さずにいたいこともあったけど、そんな時は通り過ぎるまでじっと時間に寄り添う。

癒すことが何なのか、今更ながら分かった。

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春がくるのを待つように。

だってそれでも生きてくのだから。

それでも私は最期まで生きてくのだ。

私には温かい居場所があるから、もう大丈夫。