書く癒し

幼い頃に置き去りにしたままの「小さな私」を癒し、自らを育て直すための自己観察記録

頭の中のささやき

中国からオーストラリアに引っ越してきてはや半年。

引っ越したばかりの時、英語も分からない、旦那以外に頼る人もいない…などとないものばかりを数え、自分が自分へ投げかける声は冷たく批判に満ち、それが四六時中頭から離れることはなかった。 

(仕事もせず、何もしないで家でボーッとしてていいの?)

(英語もしゃべれないのにオーストラリアなんかに来て大丈夫なの)

(本当に土地勘もないここでちゃんとやっていけるの)

(近所の人とうまくやっていけるの?)

こんな無数の頭の中のささやきに、私は焦り、何かをしていないといられない気持ちにさいなまれた。

仕事を探そうとも思ったり、とにかく時間を持て余すことに対する罪悪感でいっぱいになった。

どこの誰かも分からぬひとに言い訳ができるように頭の中で準備したりもした。

でも、ふと思った。

この頭の中の声は一体誰のためのものなのか。

この言い訳は一体誰のためのものなのか。

誰のためのものでもなかった。

自分に向け続けていた無数の批判の声に気づいた途端、急にその流れが変わるようだった。

そのよく分からない何かに支配されそうだったその声は、徐々に私から遠のいていくようだった。

いや、もしかしたら私がそのささやきから離れただけなのかもしれない。

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すると、もっともっと素敵なものが見え始めてきた。