書く癒し

幼い頃に置き去りにしたままの「小さな私」を癒し、自らを育て直すための自己観察記録

支配とコントロール

心の真っ暗闇のその奥。

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感情が爆発した時、一人でただ、この暗闇の中で身じろぎもせずにじっと座っている。
すると、私がずっと振り払い続けながらしっかりと見ないまま、暗闇の中で飼いならし続けていた「あの恐怖」がゆっくりと顔を出してくるのを感じた。

親は「絶対的な支配者」で、私は「絶対的弱者」の物語。
それは私は夫婦喧嘩の仲裁のために忠実に働く犠牲者の姿だった。
子供である私は、常に夫婦のコントロールゲームのコマとして扱われ、支配者に屈してはYesと言うしかないということを無意識に学んだ。
そしてその存在に怯えながらも激しく憎んでいた。
そしてこの家庭にいる限り、このゲームから永遠に抜け出せない敗北者の物語。
この過去の物語をあいも変わらず引きずり回していた。

それが今、ありとあらゆる形で私の目の前に映され、激しく反応している。
もうこれは逃げられないと思った。
今、この空間はとても安全だから、きちんと見ても大丈夫…。

親からの、私たち家庭に対する意見は、私たちが黙って何も言わずにいると、彼らはきっと私を従順な人間だと判断したのだろう。
徐々に彼らから発するエネルギー量が増えていることを静かに感じていた。
家に着いたら必ず電話しろという指示。
週に一回は顔を出すべきだという考え。
誕生日やイベントは必ず集まるという暗黙の指示。
家族全員でお互いがお互いの不足点を指摘したり、批判する一言。
子供をつかまえては、口うるさくなにをするなと禁止事項ばかりを言う姿。
毎週のように旦那が実家から持ってくる食事や、彼らが好むものを一方的に持ってくることなど…。
そんなことひとつひとつに、私は地雷を踏むように、感情が爆発していた。
なぜ私はこんなにも爆発し、周りを破壊しようとしまうのだろう…。

この恐怖の中に潜ってみた。

また昔のようにいつ「支配者」に自分を乗っ取られるのではないかという強い恐怖があった。
そして、またいつ屈してしまうのではないかという自分も怖かった。
それを察知し、私は彼らと無意識に距離を置き、遠ざけていた。
段々と危険な場所に変わり、そして私はその中で爆弾を踏みたくなかったのだと思う。

私はいつも見えない何かに抵抗するように戦闘体制に入り、感情爆発という時限爆弾をしかけるという方法を覚えていたのだった。
幼い頃の私は、きっとそんな方法しかわからなかったんだろう。

この恐怖は悪いことなの?
そしてこの恐怖のその先は…。

この恐怖は支配されないようにと、爆発するかもしれないと、危険を知らせてくれているセンサーだった。
そして、私のこの恐怖はあの遠い昔の物語をまだ信じていただけで、今はどこにも存在していなかった。

ただ、Noを言わないがために、相手はYesと勘違いしているのだ。
それをうまく調整するためのコミュニケーションを取れば大丈夫だと教えてくれている。
しっかりと相手の意見も聞き、自分の意見も同じぐらいきちんと口にする練習さえすれば大丈夫だと。
今は、そのいかなるものにも屈することなく、何ものにも寄りかかることをせず、しっかりと私自身の世界に一点集中し、根を張りたいという意志表明のエネルギーが溢れていた。
私の空間もきちんと確保するため、どこまでの境界線なのかをよく考え、明確に口にすることの大切さを知った。
そして、欲しくないものは欲しくないとハッキリと言うこと。
それが自分も相手もどちらの空間も快適にするための方法。
怒りをぶつけず、ただ冷静に自分のニーズをはっきりさせる。
相手から拒否される可能性もあるが、それに傷つかないこと。

私は私のしたいように変容できる。
相手も相手のしたいように変容できる。
どちらにもその権利が存在する。
私は私を一番大切に扱える存在。

この決定は、きっと今までの私の習慣をひっくり返すことでもある。
きっと、ある時は周りにとって、私は都合の悪い人間になることを意味している。
Noを言うことは、私の周りの人たちと摩擦も起こるだろうし、不愉快にさせることにもなるだろう。
もしかすると私の元から離れるかもしれない。
その覚悟が本当にできているのかと問われているようだ。
この矛盾を、もうひとつの方向に整える必要がある。
これはひとつに心を決めるしかない。
離れたなら、離れたまでの人間関係でしかなかった。
そう、静かに受け止めよう。

私はいかなる人へも、したいことはYes、したくないことは誠実にNoを言う。
今の私は自分の外の人ではなく、まずは自分自身の機嫌を取る必要がある。
私は相手の選択したいことに合わせることなく、私が選択したいことを正直に伝える必要がある。
そうすれば、私の世界には支配とコントロールの世界は存在しなくなる。
もうこの世界は二度と作りたくない。

結婚式一周年記念に旦那と選んだお花。
 
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もう都合のいい人はきっぱりやめて、誠実な自分と世界を大切に育てよう。
そして、良好な関係を築くための方法を学んでいこう。